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一般総論:小児科 6
![]() https://elpaso.ttuhsc.edu/fostersom/Pediatrics/ 医師国家試験過去問データベース 小児科50問(後半)より引用 赤字:歯科国試でも出題可能性あり 小-36 (106B61) ![]() 小-37 (106E1) ![]() 小-38 (106E9) ![]() ![]() 小-39 (106E26) ![]() 小-40 (106E28) ![]() 解答:MOREへ スポンサーリンク 小-36 (106B61) ![]() 正解 d theme: 乳幼児の身体診察 comments: 頭頸部の診察は一般に嫌がる乳幼児が多いため、最後に回す。 胸部と腹部とを比べると、腹部診察を嫌がる児が多いが、これは母親に抱かれたままでも診察できる胸部と違い、 腹部はベッドに横になった状況で深くまで探る必要があることが理由と思われる (乳幼児の気持ちにならないと分からないため、真の理由を明言することはできないが)。 a~e 以上より、胸部 → 腹部 → 頭頸部の順に身体診察を行うのがスマート。 dが正しい。 小-37 (106E1) ![]() 正解 e theme: 生理的黄疸 comments: a・d 生理的黄疸は生後2日~2週に発生する。8日以上存在していても問題ない。 b 母乳中のプレグナンジオールという成分が母乳黄疸の原因となる。人工乳は黄疸の原因とならない。 c・e 新生児の生理的黄疸は肝でのグルクロン酸抱合未熟と、HbF→HbAへのクラススイッチによる溶血が原因である。 ゆえに間接型ビリルビン優位となる。また、eは正しい。 小-38 (106E9) ![]() ![]() 正解 d theme: 新生児マススクリーニング comments: 新生児マススクリーニングに用いる血液乾燥濾紙が提示されている。 a 溶血所見やCoombsテストにて診断する。 b 頭部CTなど画像検査にて診断する。 c PT, APTT, PIVKA-IIなどの測定で診断する。 d 正しい。 このほか、フェニルケトン尿症・メープルシロップ尿症・ガラクトース血症・クレチン症・ 先天性副腎過形成をスクリーニングできる。 近年、タンデムマス法の導入によりさらに多くの疾患がスクリーニングできるようになった。 e 骨髄生検やPAIgG(抗血小板抗体)の検出にて診断する。 小-39 (106E26) ![]() 正解 a theme: 保因者頻度 comments: この疾患の保因者頻度をX人に1人とする。 すると「集団が均質である」という設定のため、父も母も保因者である確率は1/Xとなる。 両親がともに保因者である際、常染色体劣性遺伝性疾患が子供に発症する確率は1/4である。 以上より、児に発症する確率は1/X・1/X・1/4(みやすさのため、掛け算記号を「・」で示した)。 ゆえに、1/X・1/X・1/4=1/40000という方程式が作れ、これを解くとX=100となる。 以上より、aが正しい。 小-40 (106E28) ![]() 正解 a theme: 新生児の成熟度 comments: 従来の出題(100G57など)の暗記では難しかった問題。 Dubowitz法(新生児の成熟度を評価するスコアリングシステム)の項目について問われている。 a 誤り。大泉門は生後1歳半に閉鎖する。新生児の成熟度とは関係ない。 b 耳介は硬いほど成熟を意味する。 c 背部のうぶ毛は少ないほど成熟を意味する。 d 男児では両側精巣下降のしていることが、女児では陰唇の発育が、それぞれ成熟を意味する。 e 足底のしわは多いほど成熟を意味する。 Dubowitz評価 1.特定の専門知識がないスタッフでも容易に行え、単純で、客観的なシステムである。 2.満期産児と同様に早産児にも適用できる。 3.記録を含めて10-15分で効率よく行える、といった利点があります。 具体的な評価項目をみていくと・・・ 評価は全34項目からなり、 ①Tone(10項目) ②Tone patterns(5項目) ③Reflexes(6項目) ④Movements(3項目) ⑤Abnormal signs(3項目) ⑥Behavior(7項目)の6つのカテゴリで構成されています。 http://child-development.seesaa.net/article/430260035.html |
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