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微生物学実践問題 第2章 ウィルス学 2、3 から
ウィルスの基本的問題。 ![]() https://crmbusiness.wordpress.com/ 問1 以下のウィルス複製サイクルで正しい順番はどれか? A) 吸着、侵入、複製、集合、離脱、脱殻 B) 吸着、侵入、複製、集合、脱殻、離脱 C) 吸着、侵入、脱殻、複製、集合、離脱 D) 吸着、脱殻、侵入、複製、集合、離脱 E) 脱殻、吸着、侵入、複製、集合、離脱 問2 ウィルス感染に対する初期免疫応答を増強する新しい免疫調節薬が開発された。 この新規薬物が標的とする最も初期の免疫応答は以下のうちのどれか。 A) ナチュラルキラー細胞(NK細胞)の活性化 B) ウィルス特異的なナイーブB細胞の活性化 C) ウィルス特異的なナイーブT細胞の活性化 D) 樹状細胞による抗原提示 E) 抗ウィルス細胞障害性T細胞によるインターフェロン- γ産生 解答、解説はMOREをクリック スポンサーリンク 問1 ウィルス複製サイクルを図示する。 ![]() http://molv.org/yamaoka.html 問2 自然免疫応答の一環としてNK細胞はウィルスは感染に対する最も初期の生体防衛反応の一つとして働く。 ウィルスが細胞に感染すると、多くの場合MHCクラスⅠ分子発現を抑制。 MHCを失ったウィルス感染細胞は、NK細胞に非自己と認識され破壊される。 よって、正解はA) NK細胞 A以外の選択肢には獲得免疫に関与する細胞が列挙されている。 これらの細胞は、宿主防衛に機能するまでに、数日かけて活性化される。 以上、微生物学実践問題 p48から抜粋、改編。 ![]() http://first.lifesciencedb.jp/archives/6478 胸腺で分化成熟し抗原と一度も遭遇したことのない未熟なT細胞(ナイーブT細胞)は、 リンパ節内で抗原を提示した樹状細胞と遭遇することにより活性化される。 T細胞は活性化される細胞外環境(どのようなサイトカインが存在するかなど)により 様々な機能を持ったT細胞の亜群へと分化していくことになる。 また一度活性化されたT細胞(エフェクターT細胞)は、病巣局所において亜群特有の機能を発揮する。 一方で、病原体などの抗原が排除された後には、 セントラルメモリーT細胞(TCM)やエフェクターメモリーT細胞(TEM)となり、 リンパ節や非リンパ組織に存在し、再度同一の病原体の攻撃に備えて存在している。 ![]() http://jbpo.or.jp/med/ivig/immunology/im05/01.php |
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