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免疫特集3:免疫グロブリン
![]() http://www.dentalcare.com/en-US/dental-education/continuing-education/ce1/ce1.aspx?ModuleName=coursecontent&PartID=2&SectionID=2 医師国家試験過去問データベース から 5)108医E32 ![]() 6)105医B21 ![]() 7)106医B30 ![]() 解答:MOREへ スポンサーリンク 5)108医E32 ![]() 正解 a,d,e(正答3つと発表) theme: 免疫グロブリンのサブクラス comment: a・e 正しい。IgA(A1, A2)、IgM(M1, M2)には2つのサブクラスがある。 b・c IgD、IgEにはサブクラスが存在しない。 d 正しい。IgGには4つのサブクラス(G1, G2, G3, G4)がある。 ※X2問題としての出題であったが、正答は3つある旨が公表された。 6)105医B21 ![]() 正解 a theme: 免疫グロブリン comments: a 正しい。IgAは2量体を形成する。 b~d これらは単量体として存在する。 e IgMは5量体を形成する。 7)106医B30 ![]() 正解 e theme: 初感染の早期に産生され、感染防御に有効な免疫グロブリン comments: a IgAは粘膜免疫に関与する。 b IgDの意義については不明な点が多い。単独欠損では易感染性を認めない。 c IgEはⅠ型アレルギーに関与する。 d IgGは最も量の多い免疫グロブリンであり、各種免疫反応に関与する。 e 正しい。 IgMは感染初期に産生され、感染防御に役立つ。 各免疫グロブリン (Wikipedia) IgG免疫グロブリンG(IgG): ヒト免疫グロブリンの70-75%を占め、血漿中に最も多い単量体の抗体である。 軽鎖2本と重鎖2本の4本鎖構造をもつ。 IgG1、IgG2、IgG4は分子量は約146,000であるが、IgG3はFab領域とFc領域をつなぐヒンジ部が長く、分子量も170,000と大きい。 IgG1はIgGの65%程度、IgG2は25%程度、IgG3は7%程度、IgG4は3%程度を占める。 血管内外に平均して分布する。 IgM免疫グロブリンM(IgM): ヒト免疫グロブリンの約10%を占める、基本の4本鎖構造が5つ結合した五量体の抗体である。 分子量は970,000。 通常血中のみに存在し、感染微生物に対して最初に産生され、初期免疫を司る免疫グロブリンである。 IgA免疫グロブリンA(IgA): ヒト免疫グロブリンの10-15%を占める。 分子量は160,000。 分泌型IgAは2つのIgAが結合した二量体の抗体になっている。 IgA1は血清、鼻汁、唾液、母乳中に存在し、腸液にはIgA2が多く存在する。 IgD免疫グロブリンD(IgD): ヒト免疫グロブリンの1%以下の単量体の抗体である。 B細胞表面に存在し、抗体産生の誘導に関与する。 IgE免疫グロブリンE(IgE): ヒト免疫グロブリンの0.001%以下と極微量しか存在しない単量体の抗体である。 寄生虫に対する免疫反応に関与していると考えられるが、寄生虫の稀な先進国においては、 特に気管支喘息やアレルギーに大きく関与している。 ![]() |
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