スポンサーリンク 唾液腺の組織像 - 医療関係資格試験マニア
fc2ブログ
様々な医療福祉関係の資格試験に挑むブログ
プロフィール

かず

Author:かず
某総合病院で日々、臨床で忙しい医師カズです。
各種医療職の資格試験問題に挑戦しつつ、資格を目指す方々を励ますブログです。
内容は、国内の医師、歯科、薬剤師、看護師国試など、さらには米国医師資格試験(USMLE)、米国歯科医師資格試験(NBDE)あたりの問題にも挑戦する予定です。
応援よろしくお願いいたします。

ブログ使用時の注意点:
PCビューで見ると、答えが隠れています。
解答を見る場合は、”MORE”ボタンをクリックして下さい。
スマホですと、全てが表示されてしまうので演習目的の場合はPCビューがお勧めです。

広告
カテゴリ
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
学校・教育
9位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
1位
アクセスランキングを見る>>
楽天お勧め
google+1
唾液腺の組織像に関する問題

新作

下図に唾液腺の組織像を示す。
この組織像は次のうちのどれか。

7477373.jpg


a 耳下腺
b 舌下腺
c 顎下腺
d 後下腺
e 口蓋腺



解答:MOREへ

スポンサーリンク


解答

正解 b 舌下腺 

図:http://www001.upp.so-net.ne.jp/moririn/seizyou.html から引用
以下の説明も上記サイトからです。


7477373.jpg

舌下腺 ↑

舌下腺の腺房は粘液性腺房の優位な混合型で,
介在部導管や線条部導管は耳下腺や顎下腺と比べて 発達が悪いという特徴があります.
口腔粘膜に広く分布する小唾液腺の多くは,この舌下腺に類似した構造を示します.

 


8257829.jpg 

耳下腺 ↑

最上流の腺房から最終的に口腔に開口するまでの導管系からなります.
導管系は腺房に最も近い介在部から,線条部を経て,集合管へと移行する一連の構造です.
正常の唾液腺ではこれらの構造がごちゃごちゃと詰まっていて,それぞれの識別と相互関係がわかりにくいかもしれません.
 中央に介在部導管があり,右下方に線条部導管が認められます.
その周りの顆粒を持った細胞が漿液性の腺房細胞です.
耳下腺の腺房は純粋な漿液性腺房で,粘液細胞をまじえていません



7477365.jpg 

顎下腺 ↑

基本構造は耳下腺と同様ですが,耳下腺と異なるのは,腺房は漿液性と粘液性(明るい細胞) の混合型であることと,
線条部導管(右上方と右下方)がより発達していることです.
線条部導管上皮細胞の基底側にみられる線条(基底線条)は,基底部細胞膜の多数の嵌入によるもので,
この間には多数のミトコンドリアが詰まっています.


関連記事
2016/04/12 23:26 組織:歯科 TB(-) CM(0)
コメント















 管理者にだけ表示を許可する

アクセス数
検索フォーム
知りたい疾患や用語に関連するブログ記事を探すのに使ってください
広告配信
人気記事
本ブログ内でよく読まれている記事
カレンダー
02 | 2024/03 | 04
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
月別アーカイブ(タブ)
各年のアーカイブ全体はLISTをクリック下さい。 LISTを閉じる際は、SELECTをクリック下さい。
リンク
医歯学などの勉強に有用なサイトを随時増やしていきます。 リンクサイトでアクセス出来ないものあれば、メールフォームで遠慮なく教えて下さい。
ブログランキングなど
ブロとも申請フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: