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「細胞診」と「組織診」(生検)

ロムニー配信11号:今日のポイントから引用改編

言うまでもなく、細胞診は簡単にでき、その分信憑性に欠け、
組織診は手間とリスクがありますが、確定診断ができます。

それは誰もが知っていることですが、「固定液」「染色液」についての違い
を確実に理解している人は少ないと思います。

細胞診
固定液は『エタノール』
染色液は『パパニコロウ染色』



組織診(生検)
固定液は『ホルマリン』
染色液は『HE 染色』


ちなみに

顕組織標本の固定液について

固定は死による組織内の化学的変化を最低限に阻止し,生前の構造をより自然の状態に維持するために行う処理である。

電子顕微鏡で観察する為の固定は2回連続した異なる固定液での固定が常識である。

固定液:

前固定 2.5%グルタールアルデヒド溶液(pH 7.4, 0.1 M 燐酸バッハーで希釈)
後固定 1%四酸化オスミウム



★よく質問を受けることの1つに、

「好塩基球」と「好酸球」の鑑別はどうすればいいのですか?

ヘマトキシリン・エオジン染色というのは、ヘマトキシリンが『好塩基性(青紫色に染まる傾向)』で、
エオジンが『好酸性(赤色に染まる傾向)』の染色です。
鑑別として「好塩基球」と「好酸球」を見極めるのは簡単で、
青色に近い時は好塩基球で、赤色に近い時は好酸球です。


Basophil 好塩基球

45caec71303e30a1dcf017652f5bc1f1.jpg 
https://www.pinterest.com/pin/489907265690405948/


Eosinophil 好酸球


eosinophil3.jpg 


http://www.keyword-suggestions.com/ZW9zaW5vcGhpbHM/


さて、組織診の手順について次のプロセスを把握しておきましょう。

採取し、固定(10%ホルマリン)

➡ 切り出し ➡ 脱水(アルコール) ➡ 脱灰(硬いもののみ)
➡ 包埋(パラフィン) ➡ 薄切り(ミクロトーム) ➡ 染色(HE)

★このプロセスはまだ国家試験で問われたことがないため、今後出題される可能性が高いでしょう。


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2016/04/17 15:26 病理:歯科 TB(-) CM(0)
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