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歯科医師国家試験 臨床問題を熱く語るブログ:
発生学の神本を紹介-2016GW特別編その2 という記事で、 ”口腔の発生と組織改訂3版” なる著書が歯科関係の組織、発生学の勉強にお勧めとのこと。 ![]() http://www.nanzando.com/books/81023.php 楽天サイト
アマゾン サイト 基礎歯科学 アマゾンランキングにおいても、4-5位と確かによく売れているようです。 コメントも以下のように、好印象のようです。 「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく・・・」 とは先年亡くなられた井上ひさし氏の有名な言葉だが、 本書はまさにこれを思わせる良書だ。 口腔組織学の教科書は組織写真を使うことが普通だが、「組織の写真を読む」というのは、 初学者にとっては実際にはなかなかハードルが高い。 その点本書は全てをやわらかな色調のイラスト(模式図)で説明しており、しかも、 彩色方法も統一されているため、とても理解しやすい。 文章も簡潔で重要なポイントがわかりやすく、用語などの理解も容易だ。 重要な用語(英語)は Terms として欄外にまとめられており、少し詳しいことも注釈として欄外にある。 目立たないがこうした細やかな工夫により、本文の読みやすさがより確かなものとなった。 通常この種の教科書では、写真を読みとるのに予想以上に時間がかかり、 場合によっては間違って理解することがあるが、本書ではそうしたことがまず無い。 構成は、 第1章 歯とは 第2章 ヒトの発生 第3章 口腔の発生 第4章 歯冠形成期 第5章 歯根形成期 第6章 エナメル質形成 第7章 象牙質形成と歯髄 第8章 セメント質形成と歯周組織 第9章 口腔諸器官 の9章からなる。 各章の最後には「3つのトームス」「魔法のサンドイッチ」「シャーピー線維のつくりかた」「2つのエブネル」など 興味深いコラムが付いていて、よい息抜きとなっている。 また、 象牙質の成長線 顎関節の構造 3つの大唾液腺の組織の模式図 口腔粘膜の分類図と説明、 などは他の教科書にはみられない注目すべき内容であり本書の価値をより高くしている。 実は、私は本書の2版も持っているが、この第3版は2版のよいところを残しつつ、より発展させたものといってよい。 旧版は10数人による分担執筆であったため、執筆者により章ごとに書き方が違っていたり、 内容に欠落や重複も散見されたが、本書ではほぼ完全に排除されている。 また本書ではほとんどの図が新しいものと差し替えられ、 しかも2版までの赤と青の2色刷りから全てが多色刷り(フルカラー)になっている。 それでいながら価格は据え置き・・・、編著者と出版社の努力と熱意の賜物だろう。 本書は口腔組織発生学の教科書ではあるが、 臨床の分野で要求される基礎的な内容にも触れられており、 例えばCBT対策や国試対策、臨床の勉強などにも役立つ。 歯学部の学生さんは、まず買っておいて損はない。 本書以外の口腔組織学の教科書を持っている方でも、この本を手元に置く価値は十分にある。 この先、さらに詳しい本や臨床の本を読むようになっても、きっとこの本は手放せない一冊となるだろう。 とのことである。
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