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109回歯科国試AC:高齢歯科、嚥下
![]() https://jp.pinterest.com/cyanda6/dentistry/ 加齢変化 1)109A128 歯の加齢変化で増加するのはどれか。2つ選べ。 a 象芽質粒 b 歯髄腔容積 c 歯髄細胞密度 d 象牙芽細胞突起 e セメント質の厚さ 2)109C54 高齢者の歯で歯髄の生死の診断を困難とするのはどれか。2つ選べ。 a 歯冠部の摩耗 b 象芽細管の閉塞 c エナメル質の亀裂 d セメント質の肥厚 e 修復象芽質の形成 嚥下機能、誤嚥予防 3)109A72 鼻咽腔閉鎖機能の検査はどれか。2つ選べ。 a 改訂水飲み検査 b パラトグラフィ c 鼻咽腔内視鏡検査 d ブローイング検査 e ティンパノグラフィ 4)109C55 唾液分泌機能を調べるのはどれか。1つ選べ。 a MRI b 造影CT c 血管造影検査 d シンチグラフィ e 反復唾液嚥下テスト 5)109A99 83 歳の男性。認知症があり介護老人福祉施設に入居中である。 食形態の決定のために施設職員と食事観察を行っていたところ、 激しくむせこみ、苦悶表情を呈した。 適切な対応はどれか。1つ選べ。 a 経過観察 b 背部叩打 c 血圧測定 d 飲水の指示 e 追加嚥下の指示 6)109C107 在宅診療で嚥下機能を評価する際に行われる検査はどれか。2つ選べ。 a Saxonテスト b 嚥下造影検査 c スパイロメトリ d 改訂水飲み検査 e 反復唾液嚥下テスト 認知症 7)109C87 認知症の現状で正しいのはどれか。1つ選べ。 a 口腔ケアの自立度は維持される。 b 患者の大部分は施設入所している。 c 要介護となる原因疾患の第1位である。 d 患者数はここ数年はほぼ横ばいである。 e 国は認知症サポーターの養成を進めている。 8)109C110 変性性認知症の原因疾患はどれか。1つ選べ。 a 脳腫瘍 b 統合失調症 c レビー小体病 d 多発性脳血管障害 e 特発性正常圧水頭症 解答:MOREへ スポンサーリンク 解答 加齢変化 1)109A128 歯の加齢変化で増加するのはどれか。2つ選べ。 a 象芽質粒 b 歯髄腔容積 c 歯髄細胞密度 d 象牙芽細胞突起 e セメント質の厚さ 正解 a e a 象牙質粒:加齢とともに増加 象牙質粒(denticle)とは、高齢者の歯髄によく見られる硬組織です。 歯髄結石とも呼ばれ、加齢に伴って形成される象牙質とお考えください。 第二象牙質や第三象牙質との違いは、その形態が粒(瘤)状であるという点を挙げることができます。 また、形成される部位にも特徴があります。 http://minna-shigaku.com/category24/entry153.html 以下は、http://ma8than.blog82.fc2.com/blog-entry-46.html から 《歯の色の変化》 乳歯は白色に近く、若年者が青色、壮年期には赤色が入ります。 一般的には、加齢と共に黄褐色になり、明度も落ちてくるのが普通です。 これは、エナメル質に、食物などの外来性色素やフッ素と共に石灰塩がその表面に付着するからだといわれています。 象牙質とセメント質の肥厚も関係しています。 よって、e 正解 《磨耗》 咀嚼運動による咬耗、歯ブラシによる過度または不適当なブラッシングよる磨耗、 パイプなどによる器械的磨耗などがあります。 過度の磨耗は、知覚過敏、舌や頬粘膜の褥瘡、繊維腫などの2次的合併症を引き起こします。 《欠損》 歯に対して歯ブラシを水平方向にして磨くと歯頚部にクサビ状欠損を起こします。 歯磨粉の多用により欠損は促進されます。 《象牙質の変化》 歯髄腔では、不正象牙質の増生や象牙質痛の形成、根管セメント質の添加などにより容積が減少します。 b 歯髄腔容積:加齢により小さくなる c 歯髄細胞密度も縮小 《歯髄の変化》 歯髄に分布する血管の減少より、歯髄に変性、萎縮、壊死が起こります。 変性の主なものには、石灰変性、硝子様変性、脂肪変性、繊維様変性などがあります。 また、加齢に伴い歯髄の再生能力も低下します。 《歯肉組織の老化》 歯肉の加齢的変化はあまり著しいものでありませんが、 食物残渣やブラッシングなどの機械的、温熱的、科学的刺激は変化に大きく影響します。 このため、個人差が大きい歯肉の加齢的変化を明らかにすることは困難です。 《顎骨の老化》 顎骨の老化に大きく関係するのは、歯の残存状態で、老年になって歯が喪失した場合は、 顎骨組織に急激な萎縮性変化が起こります。 有歯顎では著変はありませんが、無歯顎では歯槽突起部の吸収のみでなく、 下顎角の鈍角化、下顎底の吸収がみられ下顎切痕も深くなっています。 d 象牙芽細胞突起:加齢とともに、象牙芽細胞は減少し突起も小さくなるのであろう。 http://www.aichi-gakuin.ac.jp/~oralcare/1/1-4.htmlも参考に 関連記事
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