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109回歯科AC:小児歯科(クラブリ)
1a)109A2 CAD/CAMによるコンポジットレジンクラウンの支台歯辺縁形態はどれか。 1つ選べ。 a ショルダー b シャンファー c ナイフエッジ d ベベルドショルダー e ディープシャンファー 1b) 109B15 45歳の男性。歯質欠損による咀嚼困難を主訴として来院した。 CAD/CAM冠を製作することとした。 補綴装置製作過程の順に並べた写真(別冊No. 15)を別に示す。 次に行うのはどれか。1つ選べ。 ![]() a 光造形 b 光学印象 c 切削加工 d 補綴装置設計 e ワックスパターン形成 2)109A42 装着前の陶材焼付金属冠(別冊No. 3A)と可撤性部分床義歯(別冊No. 3B)を別に示す。 矢印で示す歯冠軸面と、それに対応するメタルフレーム構成要素で発揮する機能でないのはどれか。 1つ選べ。 ![]() a 維持力の向上 b 支持力の向上 c 把持力の向上 d 着脱方向の規制 e 連結強度の向上 3)109A86 メタルインレー製作中の写真(別冊No. 14)を別に示す。 矢印で示すもので防止できるのはどれか。1つ選べ。 ![]() a 突起 b 湯境い c 鋳バリ d 引け巣 e ブローホール 4)109A100 製作した補綴装置の写真(別冊No. 17)を別に示す。 前装冠ブリッジと比較した本装置の利点はどれか。2つ選べ。 ![]() a 審美性に優れる。 b 適応範囲が広い。 c 歯質削除量が少ない。 d 動揺した支台歯に適する。 e 歯周組織への影響が少ない。 5)109A106 合着後3年経過した下顎臼歯部固定性ブリッジに対する定期検査で評価すべき項目はどれか。 すべて選べ。 a 支台歯の動揺度 b 隣接面の接触強さ c 偏心位での咬合接触 d 支台装置の片側脱離 e 欠損部粘膜の被圧変位性 6)109C45 ポンティックの基底面形態を決める際の基準となるのはどれか。2つ選べ。 a歯の欠損部位 b ろう付けの部位 c 築造体のポスト長 d 欠損部顎堤の形態 e 前装部分のシェード 7)109C82 陶材焼付金属冠ブリッジ製作のために行った ダブルミックス印象法による印象面全体の写真(別冊No. 20A)と 支台歯部分の拡大写真(別冊No. 20B)を別に示す。 支台歯のフィニッシュラインを示すのはどれか。1つ選べ。 ![]() a ア b イ c ウ d エ e オ 8)109C108 クラウンブリッジの力学的要件はどれか。2つ選べ。 a適切な軸面膨隆の付与 b 適切な保持形態の付与 c 適切な隣接面形態の付与 d 耐食性に優れた金属の使用 e 対合歯とのクリアランスの確保 9)109C109 クラウンに適切なエマージェンスプロファイルを付与する目的はどれか。 1つ選べ。 a 保持力の向上 b 帯環効果の向上 c 歯周組織との調和 d 咬頭嵌合位の安定化 e 下顎偏心運動の円滑化 10) 109C130 (問題不適切:採点除外) 上顎右側第一大臼歯欠損で、第二小臼歯と第二大臼歯を支台歯とするブリッジを 製作することとした。ブリッジ設計の参考となる歯種別の指数を表に示す。 ![]() ブリッジ抵抗力(r)を求めよ。 解答:MOREへ スポンサーリンク 1a)109A2 CAD/CAMによるコンポジットレジンクラウンの支台歯辺縁形態はどれか。 1つ選べ。 a ショルダー b シャンファー c ナイフエッジ d ベベルドショルダー e ディープシャンファー 正解 e 歯科医師国家試験 臨床問題を熱く語るブログ 【第109回国試のコメント】CAD/CAMは来年も絶対出ます! から引用 第109回国試では、CAD/CAMに関する問題が2問出題されました。 ひとつはA- 2です。 「CAD/CAMによるコンポジットレジンクラウンの支台歯辺縁形態はどれか」 という問題でした。 つーか、CAD/CAM冠のマージン形態として適切なのはディープシャンファーでしょう。 解答は容易な問題でした。 選択肢eは「ディープシャンファー」で、これがこたえになります。 選択肢b「シャンファー」もマージン形態としてありえなくはないです。 でも、CAD/CAM冠ではディープシャンファーの方が適切なんです。 この問題の選択肢から判断すると、eが解答になります。 もうひとつは、B-15です。 1b) 109B15 45歳の男性。歯質欠損による咀嚼困難を主訴として来院した。 CAD/CAM冠を製作することとした。 補綴装置製作過程の順に並べた写真(別冊No. 15)を別に示す。 次に行うのはどれか。1つ選べ。 ![]() a 光造形 b 光学印象 c 切削加工 d 補綴装置設計 e ワックスパターン形成 正解 d CAD/CAMでの補綴物製作過程を確認しておきます。 1、光学印象 2、補綴物設計 3、切削加工 という流れになります。 光学印象には ・口腔内で直接スキャンする方法(直接法) ・石膏模型をスキャンする方法(間接法) の2種類があります。 現在公的医療保険で認められている方法は、間接法です。 B-15の画像を見ますと、間接法が出題されていることがわかります。 間接法が出題された理由は公的医療保険で認められている方法だから、、、でしょうね。 光学印象後に、自動的に切削が始まるわけではありません! 歯科技工士による補綴物の設計が必要になります。 (CAD/CAMのソフトと機械を操作できる歯科技工士に依頼する必要があるということ) そうそう、、平成28年(今年です)4月から、、、、 条件付きですが大臼歯にもCAD/CAM冠が保険適用されるんです! とうとう保険で奥歯にも白い歯が入る時代になってきました! (注)しつこいですが条件付きです←金属アレルギーの確定診断がある場合に限定。 CAD/CAMについてはここ数年動きが早いんです。 今年の1月からファイバーコアが保険適用されましたし、時代はメタルフリー臨床へ動いています。 保険でメタルフリーを推進(?)しているように見えますが、これには理由があります。 2)109A42 装着前の陶材焼付金属冠(別冊No. 3A)と可撤性部分床義歯(別冊No. 3B)を別に示す。 矢印で示す歯冠軸面と、それに対応するメタルフレーム構成要素で発揮する機能でない のはどれか。 1つ選べ。 ![]() a 維持力の向上 b 支持力の向上 c 把持力の向上 d 着脱方向の規制 e 連結強度の向上 正解 b 3)109A86 メタルインレー製作中の写真(別冊No. 14)を別に示す。 矢印で示すもので防止できるのはどれか。1つ選べ。 ![]() a 突起 b 湯境い c 鋳バリ d 引け巣 e ブローホール 正解 d なんだか、よく分かりませぬ。 4)109A100 製作した補綴装置の写真(別冊No. 17)を別に示す。 前装冠ブリッジと比較した本装置の利点はどれか。2つ選べ。 ![]() a 審美性に優れる。 b 適応範囲が広い。 c 歯質削除量が少ない。 d 動揺した支台歯に適する。 e 歯周組織への影響が少ない。 正解 ce 5)109A106 合着後3年経過した下顎臼歯部固定性ブリッジに対する定期検査で評価すべき項目はどれか。 すべて選べ。 a 支台歯の動揺度 b 隣接面の接触強さ c 偏心位での咬合接触 d 支台装置の片側脱離 e 欠損部粘膜の被圧変位性 正解 abcd 6)109C45 ポンティックの基底面形態を決める際の基準となるのはどれか。2つ選べ。 a歯の欠損部位 b ろう付けの部位 c 築造体のポスト長 d 欠損部顎堤の形態 e 前装部分のシェード 正解 ad 7)109C82 陶材焼付金属冠ブリッジ製作のために行った ダブルミックス印象法による印象面全体の写真(別冊No. 20A)と 支台歯部分の拡大写真(別冊No. 20B)を別に示す。 支台歯のフィニッシュラインを示すのはどれか。1つ選べ。 ![]() a ア b イ c ウ d エ e オ 正解 b 8)109C108 クラウンブリッジの力学的要件はどれか。2つ選べ。 a 適切な軸面膨隆の付与 b 適切な保持形態の付与 c 適切な隣接面形態の付与 d 耐食性に優れた金属の使用 e 対合歯とのクリアランスの確保 正解 be 関連サイト:http://www.oralstudio.net/stepup/hotetsu/hote001_003.php 9)109C109 クラウンに適切なエマージェンスプロファイルを付与する目的はどれか。 1つ選べ。 a 保持力の向上 b 帯環効果の向上 c 歯周組織との調和 d 咬頭嵌合位の安定化 e 下顎偏心運動の円滑化 正解 c エマージェンスプロファイルとは、 1977年にStein、桑田正博らの論文によって提唱された用語で、 その後CrollやSteinらによって 「天然歯もしくは歯冠修復物の歯肉溝内から遊離歯肉頂または歯頚部1/3までのエリアの形態を指す」と定義されました。 わかりやすく言うと、「歯が歯肉から立ち上がる部分の形」のこと です。 正面図、側面図において1/3の長さが自然とされています。 現在では、 ・サブジンジバルカントゥア(歯肉溝内から歯肉縁までの歯肉縁下部の形態) ・スープラジンジバルカントゥア(歯肉縁から歯冠の歯頚部1/3までを指す歯肉縁上部の形態) の双方を総称した用語として用いられることがほとんどです。 適切なエマージェンスプロファイルは仮歯を調整してより良い状態になったことを確認した後、 その仮歯の形に合わせて最終補綴物を作製します。 ①根面に沿ってストレートに立ち上がったカントゥアは遊離歯肉のサポートができずにめくれ込みを生じる ②歯肉を圧排し、プロビジョナルレジンを添加しカントゥアを改善する ③フィニッシュラインではストレートに滑らかに移行し、遊離歯肉に向かって歯肉に豊隆を与える ④適切なカントゥアが付与されマージンプロファイルは至適となる 適切なエマージェンスプロファイルを与えることで、 歯周組織の炎症や腫脹を避け、最終補綴物の歯頸線をそろえることができるので見た目をより美しくできる。 また歯肉退縮を予防することができるので、寿命を長くし、美しい状態を長く維持することができます。 歯間部のエマージェンスプロファイルは、歯肉側1/3の近遠心的な形態を扱い、歯頚部側の鼓形空隙に緊密に関係する。 不適切なエマージェンスプロファイルを与えてしまうと、 歯冠乳頭の炎症や腫脹、またはブラックトライアングルを生じることになる。 また、カントゥアの不足が辺縁歯肉をロール状に肥厚させ根尖側に移動させる(歯肉退縮) http://shinbi-fukuoka.com/wp/staffblog/223.html 10) 109C130 (問題不適切:採点除外) 上顎右側第一大臼歯欠損で、第二小臼歯と第二大臼歯を支台歯とするブリッジを 製作することとした。ブリッジ設計の参考となる歯種別の指数を表に示す。 ![]() ブリッジ抵抗力(r)を求めよ。 正解 ? 細かいことは、よく分かりませんが 以下のサイト内容を付しておきます。 以下:http://www.ne.jp/asahi/fumi/dental/expense/expense3.html から 保険のブリッジは以下の式によって算定します。 まず、上の歯と下の歯にそれぞれ指数が割り当てられます。
ブリッジの抵抗力を次の式に代入します。
土台になる歯の両側がダミーとなる場合、その土台のRは1/2として計算します。 補足疲労は2歯以上連続するダミーとなる場合、その数が追加されます。 延長ブリッジでのダミーの補足疲労は1/2になります。 (r)が0以上の場合、保険でのブリッジが可能です。 (r)=R-(F+FS)=8.5-(5+0)=3.5 土台になる歯には上記の被せ物が適応されますが、レジン・硬質レジンジャケット冠はブリッジの土台として認められていません。 |
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