プロフィール
Author:かず 広告
最新記事
カテゴリ
アクセスランキング
楽天お勧め
最新コメント
google+1
|
109回歯科AC:歯内治療(一般問題)
![]() http://www.machinodc.com/root 1)109A93 歯根尖切除法で根尖部を切除する目的はどれか。2つ選べ。 a 骨の削除量を減少させる。 b 歯肉弁の形成を容易にする。 c 副根管内の感染源を除去する。 d 肉芽組織の搔爬を容易にする。 e 逆根管充塡窩洞の切削量を減少させる。 2)109A120 暫間的間接覆髄法の臨床的特徴はどれか。1つ選べ。 a 歯髄の血流を回復できる。 b 非感染性露髄は適応となる。 c 一層の軟化象芽質を残存させる。 d ホルマリングアヤコールを用いる。 e 幼若永久歯より乳歯で有効である。 3)109C5 根尖部のフェネストレーションの診断に有用なのはどれか。1つ選べ。 a 歯髄電気診 b 歯の動揺度測定 c 歯周ポケット検査 d 口内法エックス線検査 e 歯科用コーンビームCT 4)109C6 ラバーダム防湿法で正しいのはどれか。1つ選べ。 a 軟組織を保護できる。 b 感染予防に無効である。 c 歯間分離の効果がある。 d 患歯の明示が困難となる。 e 萌出直後の歯に適用できる。 5)109C67 根管処置で隔壁の設置に先立ち確認すべきなのはどれか。1つ選べ。 a 根管の作業長 b 根管の彎曲度 c 根管口の位置 d 根管の走行方向 e 根尖孔の大きさ 6)109C77 歯根の外部吸収において、炎症性吸収より骨置換性吸収で発現頻度が高いのはどれか。 2つ選べ。 a 打診音の変化 b 歯の色調変化 c 歯の動揺度の減少 d 感染根管治療での治癒 e エックス線透過像の出現 解答:MOREへ スポンサーリンク 解答 1)109A93 歯根尖切除法で根尖部を切除する目的はどれか。2つ選べ。 a 骨の削除量を減少させる。 b 歯肉弁の形成を容易にする。 c 副根管内の感染源を除去する。 d 肉芽組織の搔爬を容易にする。 e 逆根管充塡窩洞の切削量を減少させる。 正解 cd 歯根端切除術 根尖部(根の先)の悪い部分を外科的に切除し、治癒を導くための手術。 非外科的な根管治療を行なっても症状が改善しない場合には、 感染が残存している部分を外科的に取り除く処置(抜歯など)が必要となります。 歯の全体を抜歯して、感染している部分を取り除くのではなく、 歯の一部分だけを外科的に取り除くことで、症状の改善を図るのが歯根端切除術の目的です。 全ての歯に対して行なえるわけではなく、一般的には根が一つの歯(前歯、小臼歯)に対して行なわれます。 大臼歯といった後方の歯は、術野が狭くなるため手術が困難であるため、あまり行なわれません。 また、金属の土台が長く、除去することが困難で、非外科的根管治療が不可能な場合、 歯根端切除術が行なわれる場合もあります。 ![]() http://www.weblio.jp/content/歯根端切除術 2)109A120 暫間的間接覆髄法の臨床的特徴はどれか。1つ選べ。 a 歯髄の血流を回復できる。 b 非感染性露髄は適応となる。 c 一層の軟化象芽質を残存させる。 d ホルマリングアヤコールを用いる。 e 幼若永久歯より乳歯で有効である。 正解 c 小児の歯内療法2 覆髄法 (Oral Studio) 覆髄法の種類 間接歯髄覆髄法 薄い健康象牙質一層を介して、薬剤および裏層材により歯髄を保護する方法 直接歯髄覆髄法 小さな露髄面(天井露髄)に直接薬剤を作用させ、露髄面に被蓋硬組織形成を促し、歯髄を保護する方法 暫間的間接覆髄法(GCRP:Cross Caries Removal Procedure) 一部軟化象牙質を残して、暫間的に薬剤を作用させ、二次象牙質形成を促し、 数回の処置により、最終的に軟象を完全に除去し、歯髄を保護する方法(適応に制限あり) 3)109C5 根尖部のフェネストレーションの診断に有用なのはどれか。1つ選べ。 a 歯髄電気診 b 歯の動揺度測定 c 歯周ポケット検査 d 口内法エックス線検査 e 歯科用コーンビームCT 正解 e 【第109回国試のコメント】フェネストレーションについて から引用 フェネストレーションの診断は歯科用コーンビームCTが有用です。 なぜなら、フェネストレーションとは根尖部が歯槽骨をつきやぶって飛び出ている状態だからです。 骨が裂開することで根尖部が突き抜けている状態ですから、 歯科用コーンビームCTが診査・診断にかなり有用なんです。 では治療方針はどうなるでしょうか??? こたえは、、、、 歯根端切除術 です。 飛び出ている根尖部をちょんぎるんですねー(´・ω・`) というわけでこたえは e です。 4)109C6 ラバーダム防湿法で正しいのはどれか。1つ選べ。 a 軟組織を保護できる。 b 感染予防に無効である。 c 歯間分離の効果がある。 d 患歯の明示が困難となる。 e 萌出直後の歯に適用できる。 正解 a ラバーダム防湿法 の目的 1)無菌的処置 細菌が根管に侵入するのを防ぎ、可能な限り無菌的な処置を行える理想的な衛生環境を作り出すことができます。 2)術野の明示 ラバーダムのない治療では歯科医師が片手で口唇や頬を押さえ、口の中を見やすくする必要がありますが、 その役割をラバーダムが補ってくれるため、両手が使え、治療している歯のみに集中し、より丁寧な治療が可能となります。 3)器具の誤嚥、吸引の防止 歯科では歯を削ったり、薬品を使ったりします。 この際に生じる微量の粉塵や揮発成分の吸引や、治療器具や削片、 薬品、洗浄液などの誤嚥(誤って飲み込むこと)を防いでくれます。 4)周囲軟組織の保護 治療に必要な薬液が口腔粘膜に付着することを防止します。 また、頬や舌に機械が触ることがないため、治療時の煩わしさや違和感が軽減されます。 5)防湿 乾燥した環境になることにより鏡(デンタルミラー)の曇りを抑えることができます。 これにより治療の効率(正確さや速さ)が向上します。 ※患者さまやケースによってはラバーダム防湿法が適さない場合があります。 鼻での呼吸が困難な方。 顎が弱い方、長時間お口を開けているのが難しい方。 歯の形状から装置を固定することができない場合。 ![]() ラバーダム装着後 ![]() 治療を行う歯 http://www.oralpro.jp/menu/rct/rubber_dam.html から 5)109C67 根管処置で隔壁の設置に先立ち確認すべきなのはどれか。1つ選べ。 a 根管の作業長 b 根管の彎曲度 c 根管口の位置 d 根管の走行方向 e 根尖孔の大きさ 正解 c http://leesdentalclinic.com/endodontic/ 参照 6)109C77 歯根の外部吸収において、炎症性吸収より骨置換性吸収で発現頻度が高いのはどれか。 2つ選べ。 a 打診音の変化 b 歯の色調変化 c 歯の動揺度の減少 d 感染根管治療での治癒 e エックス線透過像の出現 正解 ac |
アクセス数
検索フォーム
知りたい疾患や用語に関連するブログ記事を探すのに使ってください
広告配信
人気記事
本ブログ内でよく読まれている記事
カレンダー
月別アーカイブ(タブ)
各年のアーカイブ全体はLISTをクリック下さい。
LISTを閉じる際は、SELECTをクリック下さい。
リンク
医歯学などの勉強に有用なサイトを随時増やしていきます。
リンクサイトでアクセス出来ないものあれば、メールフォームで遠慮なく教えて下さい。
ブログランキングなど
ブロとも申請フォーム
メールフォーム
|