> 背中の不気味な皮疹 - 医療関係資格試験マニア
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様々な医療福祉関係の資格試験に挑むブログ
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某総合病院で日々、臨床で忙しい医師カズです。
各種医療職の資格試験問題に挑戦しつつ、資格を目指す方々を励ますブログです。
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微生物実践問題 から
写真はオリジナルではないです。

問題

45歳 ホームレスの白人男性。
背部、腕、胸、顔面に下図のような直径3から5cmの
紅斑性斑状が多数認められる。
同性間性行為と静脈注射による薬物乱用を有する。
診察では、発熱、呼吸困難、臓器肥大、浮腫は認められなかった。
WBC数は著明なリンパ球減少を示すも、好中球、
RBCおよび血小板数は正常。
病変部から同定される可能性が高いウィルスはどれか。

kapzi.jpg
http://aquariusjapan.jugem.jp/?eid=10461

A)  Epstein-Barr (EB) ウィルス
B) HCV
C) ヒトヘルペスウィルス8型
D) 伝染性軟属腫ウィルス
E) パピローマウィルス



解答はMOREを押して

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解説と解答



同性間性行為や薬物中毒患者などの病歴、リンパ球減少など
からAIDS患者であることは明らか。

そして、この特徴的な皮疹はカポジ肉腫。
すなわち、human herpes virus type 8 (HHV-8)を原因とする血管性腫瘍。

正解:C

A) EB virusはこのような皮膚病変を引き起こすことはない。

B) 慢性HCVで様々な皮膚病変は生ずるが、多くは免疫複合体血管炎を原因とする。

D)
基本的には小児の疾患であるが、成人でも免疫力の低下の基礎疾患を有する場合や
高齢者は発症することがある。
ただし、希に免疫力の低下の基礎疾患を有していない場合でも発症することがある.
潜伏期間は症例によって様々で、肉感的な色調で皮膚に平たく円形の丘疹.。
本症例とは様相がかなり異なる。

skin01.jpg
http://meddic.jp/伝染性軟属腫ウイルス

E) 疣の原因ウィルス

解説の一部は微生物実践問題p57から引用、改編

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2015/06/02 23:42 感染症・微生物学 TB(-) CM(0)
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