> 小児に時々生ずる発疹性疾患 - 医療関係資格試験マニア
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今回も子供の感染症。

108回医師国試からの出題


108D-34
2 歳の男児。早朝から発熱を認め、
四肢に皮疹が出現したため母親に連れられて来院した。
口腔内に疼痛はあるが、全身状態は良好である。
来院時の手の写真(別冊No. 17)を別に示す。

108D-34.png

原因ウイルスはどれか。

a ライノウイルス
b アデノウイルス
c コクサッキーウイルス
d ヒトパピローマウイルス
e パラインフルエンザウイルス

解答はMOREをクリック

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解説と解答


発熱、咽頭口腔内の痛み、四肢に認められる典型的な小水泡性丘疹から、

手足口病(Hand, foot and mouth disease)と診断できる。

解答 c

手足口病の原因となるウイルス:

ピコルナウイルス科内のエンテロウイルス属に属するコクサッキーウイルスA16が主で

他にA4, 5, 9, 10、B2, 5
またエンテロウイルス71型



手足口病の症状 (Wikipediaから)

初期症状として発熱と咽頭痛がある。

1 - 2日後には手掌や足底、膝裏、足の付け根(臀部)など痛みを伴う水疱性丘疹が生じ、
口内にも水疱が出現する。

これが7 - 10日間続く。
ただし、常に全ての徴候が出現するとは限らない。

多くの場合、1週間から10日程度で自然に治癒するが、
まれに急性髄膜炎が合併し急性脳炎を生じる。

エンテロウイルス71の感染症例では、
他のウイルスを原因とする場合より頭痛、
嘔吐などの中枢神経系合併症の発生率が高い。

また、コクサッキーウイルスA16感染症例では心筋炎合併の報告がある。

治療
手足口病のための特別な治療法はない。
ただれた部位の熱や痛みといった個々の症状は、対症療法によって緩和する。
ただし、中枢神経症状が発生した場合は入院加療が必要である。


他の選択肢

a ライノウイルス:
ピコルナウイルス科エンテロウイルス属に属するライノウイルス系のウイルスの総称。
一般的にはヒトライノウイルス(human Rhinovirus)を指す。
RNAウイルスであり、風邪(普通感冒)の代表的な原因ウイルス。
(Wikipedia)

b アデノウイルス:
二重鎖直鎖状DNAウイルスで、カプシドは直径約80nmの正20面体の球形粒子をしており、
エンベロープは持たない。
アデノウイルスは、ライノウイルス等とともに、
「風邪症候群」を起こす主要病原ウイルスの一つ
(Wikipedia)

d ヒトパピローマウイルス
パピローマウイルス科に属するウイルスの一つ。
ヒト乳頭腫ウイルスとも言われる。
パピローマまたは乳頭腫と呼ばれるいぼを形成することから名付けられた。
(Wikipedia)

e パラインフルエンザウイルス
パラミキソウイルス科のRNAウイルスで、ノイラミニダーゼ、赤血球凝集能をもつ。
血清型は、1~4型に分類され、主に1~3型がヒトの呼吸器感染症を引き起こす
http://www.okayama-u.ac.jp/user/hos/kensa/virus/parainf.htm

パラインフルエンザ1型はおそらく,
主に6〜36カ月の乳児においてクループ(「喉頭気管気管支炎」
新生児,乳児,幼児における呼吸器疾患: クループを参照 )を引き起こす。
クループは感冒症状で始まる。
後に発熱,および“犬吠様”の咳,嗄声,および喘音がみられる。
上気道閉塞による呼吸不全はまれであるが,致死性の合併症を起こす可能性がある。

パラインフルエンザウイルス3型は,
幼い乳児において肺炎および細気管支炎を起こしうる
(新生児,乳児,幼児における呼吸器疾患: 細気管支炎を参照 )。
こういった疾患は一般的には,RSウイルスにより引き起こされる疾患とは区別できないが、
しばしば重症度は低くなる。

(メルクマニュアル)


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