ポイント10 選2(2)
前回の続き
ロムニー配信22号から転用改編
ポイント6:陶材焼付用金属で機械的性質を高めるものは?
機械的性質を高めるものは、主として4つを覚えよう→Pt、Pd、Ir、Ru
ちなみに、Pt、Pd は融点を高め、熱膨張係数を下げる役割もある。
その他、金属表面に酸化膜を生成し、
陶材との結合性を高めるものとしてSn,In,Fe がある。
ポイント7:フラックスの4つの役割
陶材では→焼成温度を下げる
金属では→酸化膜を除去する
石膏では→硬化を遅くする
寒天では→硬さを向上させる
ポイント8:ウェットボンディング法
セルフエッチングプライマーとは異なり、エッチング後に「水洗」はするが、
その後の『乾燥』(エアブロー)はしない。
おそらく、臨床実地問題で出題されるときは、綿球で拭きとっている写真がでる。
それはすなわち『軽く拭きとる』という意味で、『ブロッドドライ』と言う。
その結果。
コラーゲン線維の収縮を防ぐことにつながり、ボンディングレジンの浸透性を妨げない。
参考記事
ポイント9:歯肉弁根尖側移動術の特徴
歯周形成手術は、基本的には「審美性の回復」を主としている。
すなわち、ポケットが改善した後にしか行えない。
しかし、唯一『歯肉弁根尖側移動術』は、
『ポケット改善』の役割も担っているため、実施できる。また、付着歯肉の獲得も行える。
http://www.ne.jp/asahi/fumi/dental/perio2/surgery/mgs.html付着歯肉の獲得を期待できるもの
結合組織移植術
遊離歯肉移植術(★審美性悪い!)
口腔前庭拡張術
小帯切除術
歯肉弁根尖側移動術
参考記事生物学的幅径について:101歯B-45 ( 2015/10/07 )
- 関連記事
-