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【薬理&麻酔】アトロピンとか弾性ストッキングとか
歯科医師国家試験 臨床問題を熱く語るブログ (2016年07月02日 配信)から 100B80 ![]() 100D28 ![]() 107C24 (既出) ![]() ![]() 解説:MOREへ スポンサーリンク 薬理と麻酔は一緒に勉強した方が効率がよいように思います。 ご存知のとおり、今の国試の出題基準は科目別になっていませんよね。 昔の国試では科目横断的な出題はNGでした。 でも今の国試は違うんです! 科目間の融合問題にも対応できるような勉強をされた方がよいでしょう。 まずは、歯科医師国家試験に頻出のアトロピンについてちょっと復習しておきましょう。 第100回B‐80です。 100B80 ![]() この問題の 正解はa なんですが、cについてコメントしておきます。 アトロピンはムスカリン受容体(=M受容体)の遮断薬(=アンタゴニスト)です。 念のため一応確認しておきますが、M受容体は副交感神経の効果器に存在しますよね。 (注)M受容体にはM1、M2、M3がありますが細かいところまで覚えなくてよいと思う。 M受容体は心臓に分布しているのですが(正確にはM2受容体)、 M2受容体を遮断することで心機能が亢進します。 (理由)副交感神経を遮断させることで交感神経を優位にするから。 したがって、頻脈に有効(=脈拍が増加する)ということになります。 甲状腺機能亢進症のPtの場合には甲状腺から産生されるホルモンの影響で頻脈が生じます。 したがいまして、アトロピンを投与しないほうがよい、ということになります。 なお実際の臨床ではアトロピンは使いづらい薬ということになっています。 その理由は各効果器に対する選択性がないからです。 (→アトロピン代用薬へ) 次は麻酔科です。 第100回D‐28を見てみましょう! 100D28 ![]() 正解:AD 実はこの問題、、、第107回C‐24でちょっと修正されて具体的に出題されていました。 107C24 (既出) ![]() ![]() 正解 ce 臨床ではよくみかける装置参照第100回D‐28の選択肢d中の「弾性ストッキング」が第107回C‐24の画像で登場していたわけです。 文字だけで出題されている選択肢が画像やイラストで出題されてくるのが今の国試の傾向です。 受験生の皆様は、できる限り具体化して勉強するようにしてくださいませ(`・ω・´)ノ 具体化 汎用性 初見の問題に対応できる能力を涵養するための勉強方針として重要です! 意識して勉強してください。 |
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