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尋常性天疱瘡と類天疱瘡(医師国試)

pemphigus vulgaris and pemphigoid

 pemphigus-vulgaris-3-728.jpg
http://www.slideshare.net/medicaldump/pemphigus-vulgaris


医師国家試験過去問データベース から

紛らわしい水疱性口腔粘膜病変:109歯D38

の発展問題ですが、歯科国試の観点とは少し違うかもしれませんが、
こういう形式の出題方法もあります。
歯科国試は医師国試の焼き直しや改編もあるので、参考に!
一部、歯科には難しい内容も含まれます。




1)108医I19

108i19.jpg

108ig3.jpg



2)107医G48
107g48.jpg

107gg7.jpg


解答:MOREへ

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解答


1)108医I19

108i19.jpg

108ig3.jpg


正解  e

theme: 水疱性類天疱瘡

comment:
a ①では表皮と真皮の間にIgAの沈着がみられる。
  線状IgA水疱性皮膚症の診断。

b ②では真皮乳頭にIgAの沈着がみられる。疱疹状皮膚炎の診断。

c ③では真皮に存在する血管壁に沿ってIgAの沈着がみられる。
  Schenlein-Henoch紫斑病〈アナフィラクトイド紫斑病〉の診断。

d ④では表皮細胞間にIgGの沈着がみられる。
  尋常性天疱瘡や落葉状天疱瘡が考えられる。

 正しい
  ⑤では表皮と真皮の間にIgGの沈着がみられる。
  水疱性類天疱瘡の診断


2)107医G48
107g48.jpg

107gg7.jpg


正解  b

theme: 尋常性天疱瘡

comments:
画像Aでは本文にも記載のあるように、口腔粘膜のびらんがみられる。
画像Bでは表皮内の水疱が指摘できる。
水疱内にはTzanck cellも認められる。
尋常性天疱瘡の診断

a 紅斑がメインであり、水疱はまれ。
   また、表皮細胞間の免疫グロブリン沈着もみない。

b 正しい。上記の通り。

c 真皮乳頭部にIgAの沈着をみる。

d 表皮真皮間に水疱をみる。
  画像Bは一見、表皮真皮間の亀裂に見えなくもないが本文中に「表皮細胞間に」と記載があることから否定できる。

e 表皮基底膜にIgGの沈着をみる

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2016/08/08 22:51 皮膚科 TB(-) CM(0)
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