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口腔ケア―の基礎 107, 108AC
1)108A24 ある曲線を図に示す。 ![]() この結果を導いたのはどれか。1 つ選べ。 a H. T. Dean b P. H. Keyes c T. J. O’Leary d R. M. Stephan e S. P. Ramfjord 練習問題 スポンサーリンク 1)108A24 ある曲線を図に示す。 ![]() この結果を導いたのはどれか。1 つ選べ。 a H. T. Dean 飲料水における最適なフッ化物濃度を調べる疫学研究 b P. H. Keyes 細菌・食べ物・宿主(個人差)…という三つの要素が原因であるという説: 「カイスの三つの輪」として、虫歯の原因説明のモデルを提唱 c T. J. O’Leary PCR(Plaque Control Record)を提唱 d R. M. Stephan e S. P. Ramfjord PDIを提唱 正解 d Stephan カーブ ![]() 飲食をしたときに口腔内のPHの変化を表したグラフをステファンカーブといいます。 プラーク中に存在する細菌が口腔内の糖を分解し酸を作ります。その酸により口腔内のPHは急激に低くなります。 これにより歯の脱灰が起こるわけです。そして唾液の緩衝作用によりゆっくりと中性に戻ってゆきます。 (食事後はすぐに歯を磨かない方がベターかも!?、という根拠はここからきています。) ですからとにかく気を付けていただきたいのはスナック菓子などのだらだら食べ、 清涼飲料水のだらだら飲みです。 お口の中に糖が入るとPHは必ず酸性に傾きますから、 だらだら飲んだり食べたりしてしまうとずっと酸性のままで中性になかなか戻りません。 よって歯はずっと脱灰が繰り返されしまいには虫歯になってしまうわけです。 同じように食事の回数にも注意が必要です。 http://www.dr-sai.com/info-treatment/caries-prv 練習問題 A H.T. Dean B P.H.Keyes C T.J.O’Leary D R.M.Stephan E S.P.Ramfjord ロムニー配信 立花のポイント その11 から 解答:C ・Deanは「斑状歯」の重症度を表す指数を発表 ・Keysは「細菌性」「基質性」「宿主性」の3因子が齲蝕3大要因だと「輪」を提唱 ・O’Learyは「PCR」を提唱 ・Stephanはステファン曲線を提唱 ・RamfjordはPDIを提唱
上記の図の中 に1次予防、2次予防といった言葉が出てきましたが、 これは、Leavell & Clark(1953)の考え方に基づくもので、 ここでいう「予防」とは狭義の「予防(疾病発生の阻止)」だけをいうのではなく、 健康と疾病状態の流れのなかで疾病の全過程にわたって実施されるものと捉えています。 すなわち疾病の発症前から発症後まで全ての段階で、それ以上悪化(進行)させるのを予防するという概念です。 発症前の予防段階(疾病の発症予防:狭義の予防)を『第1次予防』、 発症後の治療の段階(疾病の進行を阻止して機能障害を予防)を『第2次予防』、 そして機能障害を起こす段階まで疾病が進行してしまった場合の段階(完全な機能不全からの予防)を『第3次予防』 として3相に予防活動を分け、さらにその手段を5つの段階に分けています。 この考え方は公衆衛生的な分野では広く知られており、 歯科でも国内外問わずさまざまな研究者により各段階を口腔保健分野に当てはめて活用しています。
※Leavell HR,Clark EG:Preventive medicine for the doctor in his community(3rd ed.);McGraw-Hill,NewYork,1965 http://www.mi21.net/qol/ability/prophylactic_intervention.html |
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