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骨髄性白血病でアウエル小体が見られる理由

とある研修医の雑記帳 (2015-04-11 配信) から改編

Auer小体とは白血病細胞の細胞質内に見られる針状構造の封入体
アズール顆粒が融合したものをアウエル小体と呼ぶ。

51_1.jpg 
AML M3
大型の白血病細胞が密集しています。
N/C比が高く、細胞質には顆粒が目立ち、アウエル小体もはっきり見えます。
http://www.fujita-hu.ac.jp/~blood/4.html

auer小体が集合して束になるとファゴットと呼ばれる
(faggotとは英語で薪の束という意味。)

auer.jpg 
数のアウエル小体の束(ファゴット) 矢印
がみられる急性骨髄性白血病に特徴的
http://rinsh.blog.fc2.com/blog-entry-365.html


そもそも
アズール顆粒とは好中球の成熟段階に現れる顆粒で一次顆粒とも呼ばれる。

アズール顆粒にはペルオキシダーゼやエステラーゼなどの酵素を含む

白血病細胞が骨髄系かリンパ系かを調べるためにミエロペルオキシダーゼ(MPO)染色を行うが、
MPO染色で骨髄系の細胞が染まるのはアズール顆粒の中にあるペルオキシダーゼが染まるからである。

リンパ球も微量のアズール顆粒を持っているが融合してアウエル小体になるほどではない。



参照記事:

病理ポイント集2:白血病



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2016/09/29 21:16 血液・凝固系 TB(-) CM(0)
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