> 細菌関係の問題 (NBDE Part 1) - 医療関係資格試験マニア
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1st Aid Q&A NBDE Part 1: Microbiology and Pathology から

types-of-bacteria.gif
http://www.deardoctor.com/articles/new-research-shows-bacteria-essential-to-health/


Bacteriologyに関しては米国歯科国試と本邦の歯科国試では傾向が違うようです。



Q11
以下の細菌の中で皮膚感染や膿瘍形成を起こすグラム陽性球菌はどれか?

a Staphylococcus aureus
b Streptococcus bovis
c Streptococcus viridans
d Staphylococcus saprophytics
e Actinomyces israelii


Q14
以下の細菌の中で、sex-steroid-induced gingivitisと最も関連があるものはどれか?

a Lactobacillus casei
b Prevotella intermedia
c Streptococcus mutans
d Actinomyces viscosus
e Lactobacillus acidophilis



正解:MOREへ


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解答


Q11
以下の細菌の中で皮膚感染や膿瘍形成を起こすグラム陽性球菌はどれか?

a Staphylococcus aureus
b Streptococcus bovis
c Streptococcus viridans
d Staphylococcus saprophytics
e Actinomyces israelii

正解 a

a Staphylococcus aureus 黄色ブ菌
本菌は膿瘍形成、食中毒、心内膜炎、toxic shock syndrome、
ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群(Staphylococcal Scalded Skin Syndrome, SSSS)
などを起こす通性嫌気性陽性球菌。
主な病原性は、protein A、β-lactamze、enterotoxinにより生じる。



b Streptococcus bovis
心内膜炎の原因菌



c Streptococcus viridans
齲歯や心内膜炎の原因菌。



d Staphylococcus saprophytics
尿路感染をよく起こす。



e Actinomyces israelii
嫌気性グラム陽性桿菌
胸部、腹部の放線菌症を起こす菌。
口腔内に常在し、腸管、女性性器から分離される。



・ヒトに病原性を示す放線菌群は、


嫌気性放線菌のActinomyces属



好気性放線菌のNocardia属 に大きく分かれる。



actinomycosis.jpg
http://mddk.com/actinomycosis.html
顎放線菌症:下顎の奥歯のあたりの骨の中にアクチノマイセスが感染することにより生じ、
下顎周囲の頬の腫脹(硬結を伴う)、
排膿、膿汁中の菌塊(硫黄顆粒 sulfur granule:Druse)が特徴的。
中心部には菌体の集合体を認める。
* 中心に菌塊を有し、放射状となるため、放線菌の名前の由来がある。


sulfur1.jpg 
https://www.naro.affrc.go.jp/niah/em/bacteria/024236.html


 Actinomyces についての詳細は以下のサイトで

http://blog.livedoor.jp/garjyusaiga/archives/52214751.html
http://jsbac.org/youkoso/actinomyces.html



グラム陽性、陰性の球菌、桿菌を大まかにまとめると、以下のようになります。

detailed_09_005.gif 
http://www.eiken.pref.kanagawa.jp/002_kensa/02_microbe/sensyoku.htm



Q14
以下の細菌の中で、sex-steroid-induced gingivitisと最も関連があるものはどれか?

a Lactobacillus casei
b Prevotella intermedia
c Streptococcus mutans
d Actinomyces viscosus
e Lactobacillus acidophilis


正解 b


b以外の菌は口腔内のnormal floraではあるが、
sex-sterod-induced gigivatisとの関連はない。

国試的には、妊娠性歯肉炎として出てくるでしょう。

妊娠すると、女性は歯周病に罹りやすくなります。
とりわけ、妊娠性歯肉炎を好発します。

これは、妊娠中に女性ホルモンの分泌が乱れることと,
Prevotella intermediaという細菌の活動が活発化することが関係.

P.intermedia(プレボテラ・インターメディア)の特徴

妊娠中は、エストロゲンという女性ホルモンの分泌が亢進します。
厄介なことに、このエストロゲンはP.intermediaの発育を促進する働きがあるのです。

妊娠時には、歯肉溝滲出液にもエストロゲンが多量に含まれることになるため、
歯周ポケットで生息しているP.intermediaの量も増えてしまいます。

その結果、歯肉の炎症を引き起こし、妊娠性歯肉炎の発症へと至るのです。

ちなみに、思春期の女性もエストロゲンの分泌が亢進するため、
同様の機序によって歯肉炎を惹起しやすい傾向にあります。

この場合は思春期性の歯肉炎となります。

また、P.intermediaは壊死性潰瘍性歯肉炎の歯周ポケット内でも増殖傾向が強く、
スピロヘータとともに、多量に検出されることがあります。


http://minna-shigaku.com/category25/entry181.html



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2016/10/12 17:32 微生物:歯科 TB(-) CM(0)
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