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1st Aid Q&A NBDE Part 1: Microbiology and Pathology から
凝固因子関係は歯科国試では手を変え品を変え出題されています。 109回でも3問出されています。 歯科国試:凝固関係(109AC)参照今回はNBDEらの問題から Q8 以下のうちで、ビタミンK欠乏に関して正しい記述はどれか。1つ選べ。 a 凝固因子 II, VII, IX, Xの活性上昇 b PTの短縮 c APTTは変化しない d 脂肪吸収低下により引き起こされる e 血小板数の異常 正解:MOREへ スポンサーリンク 以下のうちで、ビタミンK欠乏に関して正しい記述はどれか。1つ選べ。 a 凝固因子 II, VII, IX, Xの活性上昇 b PTの短縮 c APTTは変化しない d 脂肪吸収異常により引き起こされる e 血小板数の異常 正解 d 腸での食物の吸収ができない病気(吸収不良疾患)によってビタミン欠乏症が起こることがあります。 一部の病気は脂肪の吸収を阻害します。 これらの病気によって脂溶性ビタミンであるA、D、E、Kの吸収量が減ると、欠乏症になる可能性が高くなります。 こうした病気には慢性の下痢、クローン病、嚢胞性線維症、膵炎、胆管閉塞などがあります。 よって dは正解。 a 凝固因子 II, VII, IX, Xの活性上昇圧 × ビタミンK依存性凝固因子であるII, VII, IX, X activityは当然低下。 b PTの短縮 × c APTTは変化しない × ![]() 上の図から ビタミンK欠乏によりVII因子形成も抑制、よって PTは短縮でなく延長 また、APTTはビタミンK依存性凝固因子である IX因子によっても影響されるため 延長する。APTTは変化するので×。 なお、APTTは IX, VIII因子欠乏である血友病B, Aをdetectするのに役立つ検査。 e 血小板数の異常 × Vit Kと、PLTは関係ないので×。
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