> 生理学:細胞機能、体液組成(歯科国試) - 医療関係資格試験マニア
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生理学特集

saibou seiri 
http://rnspeak.com/anatomy-and-physiology/cell-physiology/



細胞機能、体液組成について
歯科国試から


1)101B-127 生理学
タンパク質に糖鎖を付与する細胞内小器官はどれか。
1つ選べ。

a 分泌小胞
b ゴルジ体
c リボソーム
d リソソーム
e ミトコンドリア


2)107A-62 生理学
DNAを持つのはどれか。
2つ選べ。

a 核
b 中心小体
c ゴルジ装置
d リソソーム
e ミトコンドリア




3)生理学
独自のDNAを持つ細胞内小器官はどれか。
1つ選べ。

a 分泌小胞
b ゴルジ体
c リボソーム
d リソソーム
e ミトコンドリア



4)90A-6 改 生理学
細胞膜の脂質二重層を透過するのはどれか。全て選べ。

a 水
b 酸素
c イオン
d 二酸化炭素
e グルコース

 
5)87A-8 改 生理学

体液について正しいのはどれか。全て選べ。

a 細胞内液はNaイオンが高くKイオンが低い。
b 血漿と組織液とは主たる電解質の組成が類似する。
c 血漿はNaイオンが高くKイオンが低い。
d 細胞外液はNaイオンが高くKイオンが低い。
e 体液の浸透圧は主にClイオン濃度に依存する。


6)106C-35 生理学

細胞外液のイオン組成で最も多いのはどれか。1つ選べ。

a カリウムイオン
b ナトリウムイオン
c カルシウムイオン
d マグネシウムイオン
e アンモニウムイオン





解説と解答はMOREをクリック

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解説、解答


1)101B-127 生理学
タンパク質に糖鎖を付与する細胞内小器官はどれか。1つ選べ。

a 分泌小胞     ×
b ゴルジ体     ○
c リボソーム    ×
d リソソーム    ×
e ミトコンドリア  ×

解答 b

解説

a 分泌小胞…ホルモンや消化酵素などの細胞外に分泌するものを含んだ小胞
b ゴルジ体…糖鎖の付加
c リボソーム…タンパク質合成の場
d リソソーム…分解酵素を含み、細胞内に取り込まれた物質や不要になった物質を処理する。
e ミトコンドリア…ATP合成の場
筋小胞体…カルシウムイオンの貯蔵•放出



2)107A-62 生理学
DNAを持つのはどれか。2つ選べ。

a 核           ○
b 中心小体      ×
c ゴルジ装置     ×
d リソソーム     ×
e ミトコンドリア    ○



解答 a e


3)生理学
独自のDNAを持つ細胞内小器官はどれか。1つ選べ。

a 分泌小胞            × 
b ゴルジ体      ×
c リボソーム      ×
d リソソーム      ×
e ミトコンドリア    ○


解答 e

オルガネラDNAは、ミトコンドリア以外に、
植物細胞では、葉緑体色素は色素体DNAを持つ



4)90A-6 改 生理学
細胞膜の脂質二重層を透過するのはどれか。全て選べ。

a 水            ○
b 酸素           ○
c イオン          ×
d 二酸化炭素       ○
e グルコース      ×



解答 a b d


解説

細胞膜を通過できる物
• 水
• 酸素
• 二酸化炭素
• 脂溶性物質


以下の説明を読むと、

問題の出し方としては、拡散によって容易に通過可能なものはどれか?
という出題がいいのかもしれない。


細胞膜の物質移動
http://www.keirinkan.com/kori/kori_biology/kori_biology_n1_kaitei/contents/bi-n1/1-bu/1-2-B.htm


cell tuka 

◆受動輸送

細胞膜を通しての物質の輸送を,

1)受動輸送

2)能動輸送

3)膜動輸送

に分類することがある。

1)受動輸送
受動輸送(passive transport)は拡散による輸送で,エネルギーの供給を必要としない。
物質は濃度の高いほうから低いほうへ移動する。

2)能動輸送
能動輸送(active transport)は濃度勾配に逆らっての移動でエネルギーの供給を必要とする。

3)膜動輸送
膜動輸送 endocytosis または exocytosis)は食作用(phagocytosis)や飲作用(pinocytosis)
のような膜全体を動かして行われる物質の移動である。


特定の物質に対する透過性の違いを細胞膜の選択的透過性と呼ぶ。

まず,脂質二重層という細胞膜の特性が選択的透過性をもたらす。

細胞膜の中層部は疎水性のため,
疎水性(非極性)分子は脂質二重層に溶け込んで容易に膜を通過することができるのに対し,
イオンや親水性(極性)分子は膜を直接通過することは妨げられる

酸素や二酸化炭素,炭化水素などの非極性分子は容易に細胞膜を通過するが,
グルコースのような親水性分子はゆっくりとしか通過しない し,
小さな分子である水でさえ,極性分子であるがゆえに透過はあまり速くない。

親水性の物質については,膜を貫通する輸送タンパク質を経由することで,
脂質二重層と接触することなく通過できる。

細胞膜には水分子を通過させるアクアポリン(aquaporin)だけではなく,
多くのイオンや物質を通す輸送タンパク質(transport protein)が発見された。

アクアポリンは水を通す通路を提供しているだけだが,
輸送タンパク質のなかには,物質をつかんで反対側に輸送できる運搬体タンパク質(carrier protein)がある。

こういった物質に特異的な輸送タンパク質は細胞膜の選択的透過性をもたらす。
たとえばグルコースの運搬体タンパク質はグルコースだけを運ぶことができ,
フルクトースを運ぶことはできない。

輸送タンパク質の助けによって濃度勾配を下るように輸送される受動輸送を促進拡散(facilitated diffusion)とよぶ。


◆能動輸送

生物の体内でも,細胞の内と外では,イオン濃度が大きく異なっている。

これは,まだ塩分の濃くなかった原始海洋で出現した細胞が,
そのときの塩組成をそのまま保持してきているからとみなされている。

しかし,そのために濃度勾配に逆らって塩組成を保つしくみを発達させることになった。

つまり,細胞は生活に必要な物質の吸収やイオン濃度の維持を,単なる拡散によって受動的に行っているのではない。

たとえば消化管ではグルコース濃度の勾配に逆らって吸収することもあるし,
褐藻類のあるものでは海水中に少ないIやBrを多量に濃縮している。

濃度の勾配や電位差に逆らって物質やイオンが細胞膜を出入りすることを能動輸送という。

能動輸送にはエネルギーが必要で,ATPが消費される。
このことはATP生産反応(呼吸や発酵)を阻害すると,
能動輸送の能率が急激に低下することからも理解される。

典型的な能動輸送の例は細胞膜にある運搬体タンパク質の一種,
ナトリウムポンプ(またはナトリウム-カリウムポンプ)である。

これはATP分解酵素を持ち,ATP分子を分解する際に,
ナトリウムイオン3分子を細胞外へ,カリウムイオン2分子を細胞内に移動させる。



5)87A-8 改 生理学
体液について正しいのはどれか。全て選べ。

a 細胞内液はNaイオンが高くKイオンが低い。                      ×
b 血漿と組織液とは主たる電解質の組成が類似する。     ○
c 血漿はNaイオンが高くKイオンが低い。             ○
d 細胞外液はNaイオンが高くKイオンが低い。          ○
e 体液の浸透圧は主にClイオン濃度に依存する。        ×


解答 b c d

aは明らかに ×  
細胞内液はNaイオンが低く Kイオンが高い

ちなみに、浸透圧の簡易計算式は以下の如く。
医師国試では、出題されます。
歯科国試でもそろそろ出されるのではないか?
一応、頭に入れておきましょう。

この浸透圧計算式からみて、
内液にはClイオンも多いが、
体液浸透圧は主にNaイオン濃度に依存する。


血漿浸透圧の簡易計算式

血漿浸透圧は血症(細胞外液)に多く存在する浸透圧物質である
Na+(とそれに対応する陰イオン)、
グルコース、
血中尿素窒素(BUN)の濃度を用いて、
次の予測式で計算する。


血漿浸透圧Posm(mOsm/L) = 

2×[Na+](mEq/L) + glucose (mg/dL) / 18  + BUN (mg/dL) / 2.8





ナトリウムイオンの単位はmEq/L
グルコースとBUNの単位はmg/dL
なのに注意!

(”とある医学生の雑記帳”;http://tsunepi.hatenablog.com/entry/2014/04/24/164426 より)



6)106C-35 生理学
細胞外液のイオン組成で最も多いのはどれか。1つ選べ。

a カリウムイオン        ×
b ナトリウムイオン       ○
c カルシウムイオン      ×
d マグネシウムイオン     ×
e アンモニウムイオン    ×


解答 b


哺乳類細胞と血液のイオン組成〔mmol

イオン

細胞内

血液

K

140

5

Na

10

145

Cl

5

115

Mg2+

1

1

Ca2+

10-4

1


http://www.keirinkan.com/kori/kori_biology/kori_biology_n1_kaitei/contents/bi-n1/1-bu/1-2-B.htm



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2015/06/20 13:00 生理:歯科 TB(-) CM(0)
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