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かず

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某総合病院で日々、臨床で忙しい医師カズです。
各種医療職の資格試験問題に挑戦しつつ、資格を目指す方々を励ますブログです。
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ポイント14 連発 No.1 (ロムニーから)

ロムニー配信39号から転用改編


1  皮膚検査の中で、遅延型アレルギーを検査するものには、

「パッチテスト」「ツベルクリンン反応」
がありますが、

即時型アレルギーを検査するものには、
「プリックテスト」や「皮内テスト」
などがあります。

前回「皮内テスト」について出題されました。
「即時型アレルギー=アナフィラキシー反応誘発」という簡単な問題でした。

・なお、皮内テスト(即時)のアレルギー判定は「15 分後」に行う!

・一方、ツベルクリン反応(遅延)の判定は「48 時間後」に行う!


2  前歯部開咬と臼歯部開咬

国家試験の口腔外科の範囲では、しばしば『開咬』についての原因を問われるものがあります。
その際、「前歯部開咬」と「臼歯部開咬」とで、原因が変わってくることに注意が必要です。
臼歯部開咬とは「前歯のみが接触し、臼歯部が離開している」ことです。

前歯部の開咬
➡ 「関節リウマチ」「変形性顎関節症」「下顎頭の吸収」「前歯接触型スプリント長期使用」など

臼歯部の開咬
➡ 「顎関節症の円板後方転位」「下顎前方整位型スプリント長期使用」など

せっかくなので、次の問題を解いてください。

問 臼歯部開咬の原因となるのはどれか。2 つ選べ。(過去問)

A 変形性顎関節症
B リウマチ性顎関節炎
C 非復位性関節円板後方転位
D 前歯接触型スプリントの常時使用
E 下顎前方整位型スプリントの常時使用

正解は、
「非復位性関節円板後方転位」と「下顎前方整位型スプリント長期使用」となります。

解答:C, E


107 回にはこんな問題がでました。

問 両側下顎頭の著しい吸収によって生じるのはどれか。1 つ選べ。

A 前歯部開咬
B 下顎近心咬合
C 前歯部反対咬合
D 下顎空隙歯列弓
E 下顎狭窄歯列弓

解答:A

下顎頭が後方偏位し、「前歯部の開咬」が生じます。


3 ターンオーバー

108 回にて「味細胞のターンオーバーが10 日」と最も短いことが出題された。


108A-62 
ターンオーバーが最も短いのはどれか。1 つ選べ。

a 赤血球
b 味細胞
c 視細胞
d 骨細胞
e 心筋細胞

解答 b

組織学(口腔顔面系) 特集

 から

なお、その他の知識として・・・
・人の細胞は「60 兆個」くらいある。
・赤血球は120 日でターンオーバーする!
・骨細胞は3 か月~半年でターンオーバーする!
永久細胞、安定細胞、不安定細胞

・「心筋細胞」「神経細胞」などはターンオーバーしない。
➡これ以上増殖しない=永久細胞!と呼ぶ。

「肝細胞」「血管内皮細胞」「唾液腺」「線維芽細胞」などは刺激を受けると増殖する。
➡普段は増殖しないが、増殖能はある=安定細胞

・「血球細胞」「皮膚の細胞」「毛髪」「骨髄の細胞」などは恒常的に増殖する。
➡常に増殖する=不安定細胞


関連記事:

今日の重要事項:ロムニー配信




4  行動変容法

行動変容法


系統的脱感作法
Tell Show Do 法
恐怖の対象を徐々に、段階的に上げていく

モデリング法

モデルの行動を観察させる
3 歳未満でも大丈夫!

タイムアウト法
その現場から引き離し静かなところへ一人で放置させ考えさせる。

トークンエコノミー法
上手く出来たら、お金の代わりのトークンを与える

レスポンスコスト法
上手くできなかったら、トークンを取り下げる

・タイムアウト法、トークンエコノミー法、レスポンスコスト法は「オペラント条件付け法」に属します。

・ただし、教材によってはタイムアウト法をオペラントに含まないものもあるため、曖昧な部分です。

・2 歳児にも行えるのものは「モデリング法」です。

★抑制法では「HOM 法」は3 歳以降であるのに対し、抑制具を用いる抑制法は「2 歳児」でもOK!


5  笑気吸入について

笑気吸入も上記の「小児への対応」で用いますが、
重要なポイントは、
『鎮静』と『全身麻酔』とでは、濃度が異なるという点!

・鎮静では「20~30%」と低濃度!
・全身麻酔では「50%」と半分も!

★このような違いが『不正解の選択肢』の中に今後も含まれてきます。


6  加強固定について

・大臼歯の遠心移動に寄与
ヘッドギア:上顎
リップバンパー:下顎
・大臼歯の近心移動防止に寄与
Nance のホールディングアーチ:上顎
もちろん、遠心移動をするということは、近心移動防止にもつながるが、近心移動防止は遠心移動にはつなが
らない。したがって、注意すべきは
「Nance のホールディングアーチ」
これは、「大臼歯の遠心移動」には寄与しない!

例えば、こんな問題がある。

101A‐38
マルチブラケット法で正しい組み合わせはどれか。1 つ選べ。

A 上顎切歯の唇側移動 ― 2 級ゴム
B 上顎切歯の舌側移動 ― 3 級ゴム
C 犬歯の遠心移動 ― コイルスプリング
D 大臼歯の近心移動 ― ヘッドギア
E 大臼歯の遠心移動 ― Nance のホールディングアーチ

解答
・マルチブラケット法における「犬歯の遠心移動」にはコイルスプリングやエラスティックを用いる。
従って、C が正解

・Nance のホールディングアーチは加強固定には用いるが、大臼歯の「近心移動防止」に寄与します

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