> 炎症のclassical sign、病理 (NBDE P1) - 医療関係資格試験マニア
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炎症のclassical sign、病理


inflamm02_clip_image002.jpg 
http://vet.uga.edu/ivcvm/courses/VPAT5200/03_inflammation/02_acute/inflamm02.htm


1st Aid Q&A NBDE Part 1: Microbiology and Pathology から



Q136

急性炎症のclassical sign(ラテン語で記載)の説明について正しくない組み合わせはどれか?

A Calor → due to decreased tissue perfusion
B Tumor →due to tissue edema
C Rubor → due in part to vasodilation
D Function laesea →due to pain and swelling
E Dolor →due to inflammatory mediatators


Q137

急性炎症について正しくない記述はどれか?

A 多核白血球(PMNs)が最初に反応する。
B 肉芽形成とは、好中球 (neutrophil)、壊死組織や滲出物からなる膿のことである。
C 再生とは、炎症に続く創修復の最初のstageである。
D 慢性炎症は、単球や大食細胞が出現するという点で異なる。
E 炎症産物の除去や壊死組織の排除は組織損傷に応じて初期に生ずる。




関連記事:

病理:炎症(歯科国試)

急性炎症の病理

病理:炎症2




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 解答


Q136

急性炎症のclassical sign(ラテン語で記載)の説明について正しくない組み合わせはどれか?

A Calor 熱感 → due to decreased tissue perfusion
B Tumor 腫脹 →due to tissue edema
C Rurbor 発赤→ due in part to vasodilation 血管拡張の部分症状による
D Function laesea 機能障害 →due to pain and swelling
E Dolor 疼痛→due to inflammatory mediatators 炎症メディエーターによる

正解 A


Calor (local heat)は decreasedでなく、incrased tissue perfusion

Dolor 疼痛→due to inflammatory mediatators 
ブラジキニン、セロトニン、ヒスタミンなど炎症メディエーターによる

http://www.shiga-med.ac.jp/~koyama/analgesia/subs-inflamm.html 参照


急性炎症の5徴候 
five classic sign of acute inflammation


1)発赤 redness (rubor)
2)熱感 local heat (calor)
3)腫脹 swelling (tumor)
4)疼痛 pain (dolor)
5)機能障害 loss of function (functio laesa)


acute-inflammation-6-728.jpg
http://www.slideshare.net/pgipathology/acute-inflammation


Q137

急性炎症について正しくない記述はどれか?

A 多核白血球(PMNs)が最初に反応する。
B 肉芽形成とは、好中球 (neutrophil)、壊死組織や滲出物からなる膿のことである。
C 再生とは、炎症に続く創修復の最初のstageである。
D 慢性炎症は、単球や大食細胞が出現するという点で異なる。
E 炎症産物の除去や壊死組織の排除は組織損傷に応じて初期に生ずる。


正解  B

Bはabscess 膿瘍形成を意味する。


以下はWikipediaから

急性炎症は炎症のうち、細菌に感染してすぐの状態。微小循環系の反応である。
臨床的には7日程度以内の炎症である。

血漿成分と好中球が炎症部に送られ、血管反応により毛細血管などが拡張し充血が起こって、
3~4時間以上の経過で血管の透過性が亢進し循環障害と滲出現象が強く出る。
この時点で炎症性浮腫という炎症時の局所の浮腫が起こる。
血管内の好中球は、血管外へ遊出すると、アメーバ運動をしながら炎症部へ進んで防衛反応を起こす。
病理像として、好中球を多く認め、その他に食細胞が出現し血管反応や滲出が起こる。

ここで滲出物中に腐敗菌の混合感染がおこると悪臭のある膿汁がつくられて、壊疸性炎症が起きる。

転帰としては
完全治癒:滲出液の吸収により、不溶性フィブリンや破壊された細胞が酵素による消化や
マクロファージの貪食作用によって取り除かれ、浸潤した好中球の多くはアポトーシスによって死滅

瘢痕治癒:欠損組織が多い場合、線維芽細胞、マクロファージ、
新生血管が肉芽組織を形成して瘢痕組織となって、欠損部を補う

膿瘍治癒:化膿 (pyogenic) 菌感染が炎症部位に起こった場合に起こる



慢性炎症は、炎症のうち、進行が緩やかに持続するもの。
臨床的には1週間以上の炎症である。

炎症症状や血管の充血があり、原因となる刺激が除去されると成長が止まる。
結核・梅毒・癩などの特殊な肉芽腫を形成するものが含まれる。
循環障害 ・ 滲出は急性炎症に比べて軽い。形質細胞が関与している。

病理像としてリンパ球の浸潤が見られ、
さらに線維芽細胞といった急性炎症の組織増生で出現する細胞が多く見られる。



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